〇考え「型」シリーズとは?

若者のテレビ離れについて、いろいろな場所で話題になっていますが、時代を先取りするために、新鮮な情報を収集しなくてはならないビジネスマンの中にも、テレビを観ない人がどんどん増えています。
最近は、ユーチューバーが沢山テレビに出演しているようですが、この形式と同様、テレビよりもネットのほうが、はるかに情報が早く新鮮で、テレビの内容はネットの「後追い」という形になっています。
情報化社会において、古い情報しか知らないということは致命的ですから、流行に敏感な若者やビジネスマンが、テレビから離れるのは仕方がないことなのだと思います。
また、テレビの問題点として、スポンサーにとって都合のいい情報ばかりが流れるという問題もあります。
テレビ番組を作るためにはお金が必要で、基本的にそのお金はスポンサーが支払います。
お金を払っているスポンサーは、当然テレビの内容にも口を出すことができますから、スポンサーが喜ぶような内容の番組にならざるをえません。
例えば、病気の怖さを訴えるような内容の番組のCMは、健康関連や保険、アンチエイジング系のものに偏るものです。
つまり、番組の内容で「病気が怖い!」と思っている時に、その気持ちを和らげるようなサービスのCMが流れるようになっているわけです。
そうなると、法的に問題がないレベルで、視聴者を「できるだけ不安にさせたほうがCMの効果も高まる」ことは自明です。
特に、「不安という感情ほど、購買行動につながる感情はありません」から、テレビ番組の多くは、「人を不安にさせるように作られている」と言われています。
では、それは悪いことなのかというと、そんなことはありません。
彼らは商品やサービスを効率よく売ろうと一生懸命なだけですからね。
今回の考え「型」
ということで、今回はテレビの情報に振り回されないための考え「型」でした。
今回お伝えしたお話はあくまでも一般論であって、僕自身はテレビを否定するつもりはありません。
実際、素敵な番組、面白い番組もありますしね。
ただ、テレビの内容を「鵜呑みにするのは、ちょっと危険かもしれない・・」ということです。
改めて、その理由をまとめておくと
・テレビの情報は(大抵の場合)古いから。
・テレビの内容はスポンサーに都合のいいものになっているから。(偏った情報だから)
・多くの番組は、僕たちを不安にさせるような作りになっているから(商品やサービスを売りやすくするために)
です。
このようなポイントを押さえておけば、テレビの情報に振り回されづらくなるのではないでしょうか。
特に、「これ、明らかに不安にさせようとしてきてるな・・」という内容の番組には、距離をおいたほうが無難かもしれませんね。
さて、これからたまにこんな感じで「考え型シリーズ」の記事を書いていこうと思っています。
おこがましいとは思いますが、あなたの考え方や価値観を広げ、自分なりの考え方や心の軸を構築するヒントにしていただければ幸いです。
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