先日、こんな記事↓を書きました。
二人三脚ヒーリングは「気」を感じられない人でも効果が出やすい設計になっています
この記事でお伝えしたかったことは、「気をはっきりと感じられる人は少数派なので、感じられなくても気にする必要はない」こと。
そして、そもそも二人三脚ヒーリングは、「気を感じられない方でもちゃんと効果が出るように設計しているので、安心して参加してもらいたい」ということでした。
今回お伝えしたいのは、気を感じることができない方でも、身体はヒーリングに反応している可能性が高いというお話です。
先日、二人三脚ヒーリングに参加しつつ、菊地屋での直接施術を受けているクライアントさんとこんなやりとりをしました。
「私、土曜日の遠隔ヒーリングに毎回参加させてもらってるんですけど、全然なんにも感じないんです・・」
・菊地
「ああ、それは全然大丈夫ですよ。はっきり気を感じられる方のほうが少ないですし、仮に感じなかったとしても、効果がないわけではないですから」
そんなやりとりをした後、クライアントさんの「重心の偏り」を確認するために椅子から立ってもらいまして、少し離れたところから気を送る施術(距離は近いですが遠隔ヒーリングです)をしました。
この施術の狙いは、姿勢制御に重要な役割を担っている「大腰筋」というインナーマッスルの緊張を取って、重心のバランスを整えることです。
この施術の面白いところは、大腰筋の緊張が取れて、偏った重心が最適化されてくると、「身体が前後、左右にフラフラ揺れ出す」ことです。(全員ではありませんが、大抵そうなります)
例えば、パソコンやスマホの影響で、現代人は前重心になっている方が多いので、この施術で重心が最適化されると、身体が後ろに引っ張られて、後ろに倒れそうになる方が少なくありません。
つま先のほうにかかっていた重心が、かかとのほうに移動するので、後ろに倒れそうになるわけです。
先ほどのクライアントさんの話に戻りますが、この方の場合、重心が右側にかかっていたので、重心が最適化される過程で、左側に身体が揺れ出しました。
ご本人に確認したところ、その状態になっても「気は感じられなかった」とのことでしたが、「身体が揺れていることは、はっきりと感じた」そうです。
つまり、気は感じられなくても、身体はヒーリングの影響を受けている可能性が高いわけです。
例えば、苦手な人と同じ空間にいて、意識的にはそこまでストレスを感じていないと思っていても、身体のほうはガチガチに緊張していて、後でどっと疲れてしまう・・ということは珍しくありません。
それと同じように、気の存在を意識できなくても、「無意識的の領域に属している身体は、ヒーリングの影響をちゃんとキャッチしている」ということは十分あり得るのではないかと考えています。
ということで、繰り返しになりますが、仮に気を感じられなくても、効果が出ないわけではありませんので、これからも安心してヒーリングに参加していただければと思います。