- 直接向き合って行う「対面ヒーリング」や、離れた場所にいる相手に気を送る「遠隔ヒーリング」の仕組みや原理について知りたい
という方に向けて、プロの気功師ができるだけわかりやすく解説していきたいと思います。
なお、気功やヒーリングの世界に正解はありません※から、これからお伝えすることは、「無数にある仮説のうちの1つ」として参考程度に受け取っていただければと思います。
【どんな仕組み?】対面・遠隔ヒーリングの原理を、身近な例を挙げながらわかりやすく解説
遠隔ヒーリングとは?対面ヒーリングとは?
まずは、「遠隔ヒーリング」と「対面ヒーリング」の違いについて簡単に説明しますね。
遠隔ヒーリングとは、何かしらのエネルギー、もしくは情報を、物理的に離れた場所にいる相手に作用させることで、依頼者の心や身体にポジティブな変化を起こすことを目的とした技術のことを指します。
「遠隔療法」「遠隔治療」「遠隔施術」といった言葉で呼ばれることもあり、それを行う個人や団体によって、その方法論、考え方は大きく異なります。
一方、対面ヒーリングは、直接ヒーラーや気功師と会い、その場で施術してもらうことです。
遠隔ヒーリングも原理は同じ?
早速、本題に入っていきましょう。
実は、対面のヒーリングも遠隔ヒーリングも、クライアントさんに影響を与え、病気や症状を改善させる仕組みや原理は同じものなのです。
では、その共通する原理とは何かというと、対面・遠隔どちらのヒーリングの効果も「同調現象」によって生まれるというところです。
同調現象と意識の関係について
「同調現象」について、身近な例を出しながら、わかりやすく解説していきたいと思います。
〇同調とは
他に調子を合わせること。他人の意見・主張などに賛同すること。
突然ですがあなたは、「自分の精神状態や体調は、誰と一緒にいるかで変わる」と感じたことはありませんか?
例えば、おだやかでニコニコしている人と一緒にいる時は、自分も気分が明るくなって、身体も元気になったり。
逆に、機嫌が悪くイライラしている人と一緒にいたら、気分が落ちて体調も悪くなってしまった・・といった経験は誰にでもあるのではないでしょうか?
なぜ、そんなことが起こるのかというと、個人差はありますが、どうも人間は、強く意識を向けた対象(人や生き物、概念、イメージなど)と同調しやすい傾向があるようなのです。
例を挙げながら具体的に説明していきますね。
一番わかりやすいのは「親子」です。
子どもは親のことをいつも強く意識してますよね。
それは、常に親と同調しているということですから、結果的にどんどん似てくることになります。
もしあなたに好きな人がいるとしたら、おそらく、その人のことを沢山意識していると思います。
意識すればするほど、相手と同調していくので、不思議と言動や行動や考え方などが似てきたりするものです。
では、嫌いな人はどうでしょう。
実は、嫌いな人のことも沢山意識してしまうものなのです・・
なぜなら、「嫌いな人=自分にストレスを与える危険な人」ですから、本能的に危険を回避しようとするあまり、逆に意識し過ぎてしまうことが多いのです。
身近に危険なものがあれば気になっちゃうのがふつうですからね・・
その結果、嫌いな人の精神状態や醸し出しているネガティブな雰囲気と同調して、気持ちが落ち込んだり、体調が悪くなったりすることがあるわけです。
病気を気にし過ぎると悪化することが多い理由
同調現象は人と人との間だけではなく、人と「概念やイメージ」の間でも起こります。
例えば、何かしらの病気を抱えている方が、その病気をあまりに意識し過ぎて、ネガティブな気持ちで毎日生活していると、その病気の概念と同調し過ぎてしまい、結果的に病気が悪化してしまうケースがあります。
例えば不眠症は、ある意味「寝れないことを気にし過ぎる病気」とも言えると思いますが、「寝れない寝れない」と思っていると、本当に眠れなくなってしまうものです。
それと同じように、あまりネガティブな概念やイメージを意識し続けてしまうとことは危険なのです・・
余談ですが、僕の整体院(手当て整体 菊地屋)で「病気と敵対するのではなく、共存していくことの大切さ」をお伝えしているのも、病気と敵対するということは「病気を強烈に意識すること」になってしまうからです。
病気と共存するというおおらかな気持ちでいたほうが、病気に対する意識が薄れるので、結果的に症状が改善しやすくなると考えています。
ちなみに、「誰かのことを呪うと、その呪いが自分にも返ってくる」みたいな話がありますが、それも、人を呪うということは、自分自身もその呪いを強く意識してしまうからではないかと考えています。
呪いという概念と同調してしまうのでしょうね・・
話が脱線してしまいましたが、強く意識を向けた対象(人や生き物、概念、イメージなど)と同調しやすい傾向があるということは、是非覚えておいてください。
ヒーリングが起こるメカニズムを理解するために役立つ「ムードメーカー理論」
では、なぜヒーリングで病気や症状を改善させることができるのか、「同調現象」と絡めて段階的に解説していきたいと思いますが、その前にちょっと質問です。
あなたがこれまで出会ってきた人の中に「場の雰囲気をコントロールすることに長けたムードメーカー的な人」っていませんでしたか?
おそらく、一人くらいは思い浮かぶ人がいると思うのですが、ヒーリングの原理を理解するために役に立つので、ムードメーカーが一瞬にして場の雰囲気を変えてしまうメカニズムについて考えていきましょう。
ムードメーカーのことを僕なりに表現すると、周囲にいる人の意識を自分に強く引き付け、無意識に自分と同調させるのがうまい人という感じになります。
ムードメーカーは、周囲の人の意識を強く自分に引き付けることが得意です。
すると、前述した「強く意識を向けた対象(人や生き物、概念、イメージなど)と同調しやすい」という理由から、周囲の人たちは自然とムードメーカーの意見や考え方、醸し出している雰囲気などに同調してしまうのではないかと考えています。
強い影響力を持ったインフルエンサーの発言がキッカケで、世論が流れが変わったりすることがありますが、そういうことが起こるのも、彼ら、彼女らが強力なムードメーカーだからでしょう。
遠回りになってしまいましたが、ヒーリングに話を戻しますね。
気功師やヒーラーがヒーリングを起こす時のメカニズムも、実は「ムードメーカーがやっていることとほとんど同じ」なのです。
気功師やヒーラーは、クライアントさんの意識を引きこみ、意図的に同調現象を起こすことができる
ムードメーカーは「無意識的に」周囲の人の意識を引きこみ同調現象を起こしていますが、同調現象を「意図的に」起こしているのが気功師やヒーラーです。
気功やヒーリングが成功するかどうかは、「意図的に強い同調現象を起こせるかどうかにかかっている」といっても過言ではありません。
では、なぜクライアントさんと同調することが大切なのでしょう。
その理由を理解するために、改めて「同調」という言葉についておさらいしてみましょう。
〇同調とは
他に調子を合わせること。他人の意見・主張などに賛同すること。
でしたね。
つまり、クライアントさんの意識を引きこみ、うまく同調してもらうことができれば、気功師やヒーラーの意見やイメージしている世界観を、クライアントさんに受け入れてもらいやすくなるわけです。(意見や主張に賛同してくれている状態ですからね)
例えば、聴きたいラジオ局にチューニングを合わせる時のことをイメージしてみてください。
ラジオを聴いたことがない世代には伝わりづらいかもしれませんが・・
ラジオを聴く時は「つまみ」を手で回しながら、聴きたいチャンネルにチューニングを合わせます。
チューニングが合ってない時は「ノイズ」が聴こえるだけですが、チューニングが合った途端、ラジオから音楽や声(情報)が流れてきます。
それと同じ感じで、気功師やヒーラーは、クライアントさんの意識を引きこむことで「チューニングをこちらに合わせてもらう(同調してもらう)」必要があるわけです。
すると、チャンネルが繋がって、こちらの情報(言葉やイメージ、価値観)をクライアントさんにスムーズに伝達することができるようになります。
例えば、同調した状態で、クライアントさんの心が軽くなるような言葉を丁寧に伝えると説得力が飛躍的に高まります。
言葉が伝わりやすくなるという話は理解しやすいかと思いますが、イメージや信念などの抽象的な情報も伝わりやすくなります。
例えば、気功師やヒーラーが心の中で・・
病気が治って、笑顔で生活しているところや、手から出た気が、病気の患部を癒すところ。
病気の原因になっていると考えられる部位が、小さくなっていくところ・・など。
クライアントさんの未来が明るくなるようなさまざまなイメージを明確に描いたり、普段からポジティブな信念を強く持って生きていると、そういった抽象的な情報も、不思議なことにクライアントさんの心に伝わりやすくなるのです。
未だに不思議だなぁと思いますが、どうやら人間の脳は強く同調すると、目に見えない抽象的な情報さえも、ある程度伝えることができるようです。
同調現象が起こると、本当にイメージや価値観などの抽象的な情報も伝わるのか
クライアントさんと強く同調できる技術を持っていることが前提ですが、イメージや価値観などの抽象的な情報が伝わることはふつうにあります。
僕の体験の中から例を挙げると、感受性が強いクライアントさんの中には、僕が施術中に描いていたイメージを言い当てる人もいますし、何度も施術を受けに来てくれているクライアントさんとは、どんどん価値観が近くなっていくのを感じます。(強く同調すると、だんだん似ていくものですからね)
とはいえ、これはあくまでも僕の個人的な体験でしかないので、もっと一般的な例として「空気を読むという体験」について考えてみるとよいかもしれません。
あなたも日々、「空気を読んでる」と思います。
なんとなく伝わってくる目に見えない情報を「空気」という言葉で表現しているわけですが、よくよく考えてみると、言葉を使っているわけでもないのに、なぜ空気を読むことができるのか不思議に思いませんか?
まるでテレパシーみたいですよね(笑)
僕は、空気を読むことができるのは、同調現象が起きているからだと考えています。
空気を読まなくてはいけない場面の時って、周囲にいる人たちに「強く意識を向ける(気をつかう)」じゃないですか。
おそらく、その時に無意識に相手と同調してしまうのだと思います。(繰り返しになりますが「強く意識を向けた対象(人や生き物、概念、イメージなど)と同調しやすい傾向がある」からです。)
つまり、空気を読み過ぎてしまう人は、人と同調しやすい体質の人だと考えられます。
ある程度、空気を読むことがうまい人であればわかると思うのですが、相手が怒っているのか、悲しんでいるのかくらいは、はっきり感じられるでしょうし、なんとなく嘘をついてる感じがするとか、たぶん本当はこう言いたいのだろうなとか、相手が考えてることもなんとなく伝わってくる感じがしませんか?
おそらく、何の訓練も受けていない一般の方でも、相手と同調することで、これくらいの情報を受信することができる方は少なくないと思います。
であれば、さらに相手と強く同調することができる気功師やヒーラーであれば、イメージや価値観などの抽象的な情報をクライアントさんの脳に伝達させるくらいのことはできそうな気がしませんか?
対面ヒーリングの原理・仕組み
だんだん話が核心にせまってきましたね。
それでは、気功師やヒーラーがヒーリングを起こす時、いったい何が起こっているのか、改めてプロセスを見ていきましょう。
まず一番大切なのは、クライアントさんの意識を引きこみ、自分と強く同調してもらうことです。
人は強く意識を向けた対象(人や生き物、概念、イメージなど)と同調しやすい傾向があるので、意識を強く引きこむことさえできれば自然と同調してもらえます。
なぜ同調してもらう必要があるのかというと、術者が心の中で描く、クライアントさんの心と身体を改善に導くためのイメージや世界観などの情報を伝達しやすくするためです。
同調とは
他に調子を合わせること。他人の意見・主張などに賛同すること。
なので、クライアントさんと強く同調してもらうことができれば、気功師やヒーラーの意見やイメージしている世界観を、クライアントさんに受け入れてもらいやすくなる(情報を伝達しやすくなる)のです。
ここまでくると、あとは気功師やヒーラーの「イメージ力」と「技術への確信度」の勝負になってきます。
一般的に、気功やヒーリングの上級者になればなるほど、心の中で描くイメージのバリエーションの数、アイデアの引き出しが増え、イメージしたことへの確信度も強くなっていきます。
確信度が強い状態というのは、要するに自分の技術や理念に自信があるということですね。
さんざん説明してきたように、気功やヒーリングは同調現象によって起きるものですから、あまりに不安が強過ぎると、同調した時にクライアントさんに伝わってしまい、ヒーリングの効果が出づらくなるケースが多いのです・・
一方で、ある程度の自信を持って施術できれば、その自信がクライアントさんに伝わって信頼感に変わり、ヒーリングの効果も高まる傾向があります。
(自信を育てるためには、とにかく経験を積むしかありません。こればっかりは地道にやっていくしかありません)
遠隔ヒーリング(遠隔療法)の原理・仕組み・意識の性質について
遠隔ヒーリングが起こる仕組みも、対面ヒーリングと同じです。
やはり一番大切なのは、クライアントさんの意識を引きこみ、自分と強く同調してもらうことです。
なぜならそれは、同調した状態だと、気功師やヒーラーが心の中で描いたイメージが相手に伝わりやすくなるからです。
つまり、術者が心の中のイメージで施術を行い(臨場感高く明確にイメージするのがコツです)、そのイメージが同調現象によってクライアントさんに伝わるのが遠隔ヒーリングの原理、仕組みと言えます。
物理的に距離が離れた場所にいるのに、なぜ同調現象が起こるのか?
残念ながらその理由はわかりませんが、個人的にはおそらく「意識の性質」がそういった現象を起こしているのではないかと考えています。
意識ってどこへでも飛んでいけるじゃないですか。
例えば、遠くに住んでいる家族のことを意識した時、意識は家族のところに飛んでいってるわけですし、好きな旅行先のことを意識すれば、やっぱり意識はその場所に飛んでいけるわけです。
また、意識は未来や過去にも飛ばすことができるようです。
僕はたまに、以前ハワイに行った時のことを思い出すのですが、実際にその時に感じた空気感や気分が再現されて、テンションが上がったり身体が軽くなるのを感じます。
そういう時、自分が体験していること、記憶していることであれば、意識のコントロールによって、ある意味、タイムスリップさえできるのかもしれないな~と思ったりします。
話が脱線してしまいましたが、とにかく伝えたかったのは、どうやら意識には、不思議なことに「物理的な距離」や、おそらく「時間」さえも超越してしまう謎の力があるらしいということです。
ですから、遠隔ヒーリングを成功させるために気功師やヒーラーが一番気をつけるべきことは、とにかくクライアントさんの意識をこちら(自分)に向けてもらう(飛ばしてもらう)ことなのです。
具体的には、クライアントさんにも能動的に「遠隔ヒーリングを受ける」という意識を持ってもらうということです。
僕の場合はヒーリングの当日に必ず「今日の〇時から遠隔ヒーリングを行いますのでよろしくお願いします」というメールを送っています。
それ以外にも、メルマガで自分の価値観や考え方をお伝えしたり、遠隔ヒーリングを受けた方のご感想をシェアすることで、意識をこちらに向け続けてもらえるようにアプローチをしています。
なぜなら二人三脚ヒーリングの参加者の方が、僕のことを強く意識してくれればくれるほど同調も強くなり、僕のイメージが伝わりやすくなり、遠隔ヒーリングの効果も高くなる傾向があるからです。
遠隔ヒーリングの効果が出やすい人、出づらい人
そのため、僕の施術を直接受けたことがある方や僕の知り合いなどは、遠隔ヒーリングの効果が出やすい傾向があります。(当然ですが僕を意識しやすいですからね)
直接施術を受けたことがなくても、ブログや菊地屋のホームページを読み込んで、僕の考え方や価値観に共感してくださっている方も、比較的、効果が出やすいです。
一方で、僕や二人三脚ヒーリングに対してあまり興味がない方は、こちらに向けてもらえる意識も弱くなるので、遠隔ヒーリングの効果も出づらい傾向があります。
※気功師やヒーラーに意識を向けているつもりなのに、なかなか効果を実感できない・・という場合は、「気の感受性の問題」かもしれません。
気の感受性が高くなくても、継続してヒーリングを受けているうちに、少しずつ心身に変化が起こってくることが多いので安心してください。
※警戒心や疑いが強すぎる方も、同調しづらい傾向があります。
まとめ
それでは、これまでの話をまとめていきましょう。
〇対面ヒーリングも遠隔ヒーリングも原理は同じ。どちらのヒーリングの効果も「同調現象」によって生まれる
〇同調とは
他に調子を合わせること。他人の意見・主張などに賛同すること。
〇人は、強く意識を向けた対象(人や生き物、概念、イメージなど)と同調しやすい傾向がある
同調現象の例
例①親子や好きな人とは同調しやすく、行動や価値観も似てくる。
例②病気や呪いなどの抽象的な概念も、意識すぎると同調してしまい、引き寄せてしまうこともある
例③ムードメーカーは、周囲にいる人の意識を自分に強く引き付け、無意識に自分と同調させるのがうまい。
実際にムードメーカーの発言や行動によって、その場にいる人たちの発言、行動も変わってしまうことが多い。これも一つの同調現象だと考えられる。
〇気功師やヒーラーは、クライアントさんの意識を引きこみ、意図的に同調現象を起こすことができる
ムードメーカーは「無意識的に」周囲の人の意識を引きこみ同調現象を起こしているが、同調現象を「意図的に」起こすことができる(起こせなくてはマズイ)のが気功師やヒーラー。
〇気功やヒーリングが成功するかどうかは、意図的に強い同調現象を起こせるかどうかにかかっている
クライアントさんと同調することが大切な理由
クライアントさんの意識を引きこみ、うまく同調してもらうことができれば、気功師やヒーラーの意見やイメージしている世界観を、クライアントさんに受け入れてもらいやすくなるから。
例:ラジオのチューニング。チューニングが合ってない時は「ノイズ」が聴こえるだけだが、チューニングが合った途端、ラジオから音楽や声(情報)が流れてくる。こちらの(イメージ)情報も相手に伝えやすい状態になる。
〇対面・遠隔でヒーリングを起こすプロセス(原理はどちらも同じ)
①気功師やヒーラーがクライアントさんの意識を強く引き付ける
②うまく意識を向けてもらえると、自然と同調現象が起こる
③同調した状態で術者が心の中のイメージで施術を行う
④そのイメージがクライアントさんに伝わり結果的にヒーリングが起こる
大まかにはこのような流れになります。
最後に
ということで、「同調現象」という切り口で対面・遠隔ヒーリングのメカニズムについて長々と解説させていただきました。
この考え方が「絶対的に正しいもの」などと言う気はありませんし、正直なところ、他にもいろいろな切り口でヒーリングが起きるメカニズムを説明することもできます。
ただ、同調現象を切り口にすると、比較的一般の方にもわかりやすいかなと思い、いろいろな例え話を挙げながら説明させていただきました。
これまでの解説で、気功やヒーリングが成功するかどうかは、意図的に強い同調現象を起こせるかどうかにかかっているということがおわかりいただけたかと思います。
そのためには、クライアントさんから強く意識してもらう必要があるわけですが、気功師やヒーラーの本質的な課題は、結局のところ、クライアントさんから強く意識してもらえるような人間になれるように生きるといことなのではないかと思います。
ですから僕も含めて、本気で上達したいと思っている気功師やヒーラーは、クライアントさんから魅力的だと思われ、信頼され、自然と意識してもらえるような生き方を模索していく必要があるのだと思います。